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<動意株・10日>(大引け)=フィット、ワークマン、さくらネット、サイバーバズなど 12月10日15時08分

 フィット<1436.T>=後場ストップ高。同社はきょう、日本での超合理化建設プロジェクトでのパートナーシップ提携を目指し、あす11日にカナダ・ケベック州企業のNA Structures社及びAmeriCan Structures社と了解覚書の調印式を予定していると発表。これが材料視されているようだ。このプロジェクトは、基礎工事までを含めた工期を実働14日で建築する住宅を開発する計画で、建設業界の人手不足解消や、近年増加する自然災害への復興住宅、そして世界の住宅問題への対応を目指すとしている。

 ワークマン<7564.T>=青空圏に再突入。大幅高で3日続伸し、10月16日につけた実質上場来高値9650円を約2カ月ぶりに上回った。作業服販売チェーン大手で、低価格路線で全国展開を進め、店舗併設による高機能ウエアの新業態「ワークマンプラス」も好調で収益を押し上げている。既存店月次は2年以上にわたり前年同月を上回る躍進ぶりで、ここにきて再びファンド資金の流入が観測されている。時価総額は8000億円を超えており、既に6000億円前後のローソン<2651.T>や7000億円強の良品計画<7453.T>などを大きく上回っている。

 さくらインターネット<3778.T>=大幅続伸。5.3%高の735円まで買われ、10月28日につけた728円を約1カ月半ぶりに上抜き年初来高値更新となった。売買高も後場寄り時点で43万株強に膨らみ物色人気化の様相を呈している。政府が打ち出した経済対策をきっかけに教育ICT関連が賑わうなか、同社はNTTデータ<9613.T>などと、教育機関向けクラウドサービス「edumap(エデュマップ)」を展開しており、関連株として頭角を現している。同社は「さくらの学校支援プロジェクト」として、北海道石狩市の小学校で授業形態や指導方法などを検討するための「プログラミング教育出前授業」を2017年から実施していることにも注目が集まっている。業績も好調、19年4~9月期営業利益は前年同期比44%増の4億700万円と大幅な伸びを達成、20年3月期通期は前期比27%増の7億2000万円を見込んでいる。

 サイバー・バズ<7069.T>=3日続伸。同社は9日、インスタグラマーを起用した動画投稿サービス「movely(ムーブリー)」の提供を開始したと発表。これが新たな買い手掛かりとなっているようだ。このサービスは、独自のインフルエンサーネットワーク「NINARY(ニナリー)」で、動画の企画やクリエイティブ制作など動画投稿を得意とするインスタグラマーが広告主の商品やサービスを体験し、インスタグラムに投稿するもの。これにより、更なるインフルエンサーマーケティングの効果向上に尽力するとしている。

 ネオス<3627.T>=上昇トレンド鮮明。3連騰で11月18日以来となる900円台を回復。政府が打ち出した事業規模26兆円の経済対策では小中校へのパソコン・タブレット端末普及など教育ICT関連にも恩恵が及ぶ。同社はネットサービスを支援するソリューションビジネスやデバイス事業を展開、特にAI・IoT分野への注力を標榜しているが、そのなか、教育ICTにも傾注の構えをみせている。「クレヨンしんちゃん」の知育アプリなどで先駆するほか、内田洋行<8057.T>の教育コンテンツ配信サービス「Edumall」で小学生向け教育コンテンツなどを提供している。

 アイスタディ<2345.T>=3連騰。25日移動平均線をサポートラインに上値指向を鮮明としている。システムエンジニア向け学習ソフトなどeラーニングを主力としており、政府が経済対策として打ち出している教育ICT関連の一角として頭角を現している。9日取引終了後、ブロックチェーン企業のStake Technologies(東京都港区)と業務提携することを発表、これが株高を後押しする形となった。企業ニーズに合わせてブロックチェーンの導入・開発を協業体制で支援する構えにあり、今後の業容拡大に向けた期待が膨らんだ。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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