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東証大引け 小幅続落 米株安が重荷、好業績銘柄の物色が支え 10月27日15時31分

 27日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落し、前日比8円54銭(0.04%)安の2万3485円80銭で終えた。欧米の新型コロナウイルスの感染拡大で経済活動が制限されるとの懸念が広がり、前日の欧米株が急落。東京市場でも売りが先行した。一方、業績に期待できる銘柄を中心に買いが入り相場を下支えした。

 日経平均は朝方に下げ幅が200円を超える場面があったが、売りが一巡した後は、決算発表で好業績が確認された銘柄に押し目買いが入った。今期の純利益見通しを前日に上方修正したキヤノンが8%高と急伸。ニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジストは「キヤノンのように業績が堅調なのに株価が割安に放置されている銘柄を物色する『見直し買い』が広がった」と指摘した。

 日本の取引時間中に米株価指数先物が堅調だったことも日本株を支えた。市場からは「欧米に比べて日本では感染者数や死者数が少ないことも投資家には安心材料となったようだ」(国内運用会社のストラテジスト)との声が聞かれた。

 JPX日経インデックス400は続落。終値は前日比14.73ポイント(0.1%)安の1万4553.73だった。東証株価指数(TOPIX)も続落し、1.45ポイント(0.09%)安の1617.53で終えた。

 東証1部の売買代金は概算で1兆8631億円。12営業日連続で2兆円を割り込んだ。売買高は9億4534万株だった。米大統領選の投開票を翌週に控えて様子見姿勢の投資家が多く、積極的な売買が見送られた。

 東証1部の値下がり銘柄数は903と、全体の約4割を占めた。値上がりは1190銘柄、変わらずは85銘柄だった。

 日電産は一時プラスに転じる場面があったが、下げて終わった。富士電機、ジェイテクト、三越伊勢丹が売られた。IHI、日立建機、住友重も安かった。一方、日東電は上げに転じ、ソニーや任天堂がしっかり。午後発表の決算が市場予想を上回ったHOYAが高かった。コーテクHD、エムスリーが上げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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