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東証大引け 続落、新型肺炎懸念で短期筋が売り 日産自が急落  2月14日15時30分

 14日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比140円14銭(0.59%)安の2万3687円59銭で終えた。中国で新型肺炎の感染者が急増し問題の収束に時間がかかるとの見方から、前日の米株式相場が下落。日本国内でも新型肺炎による死者が初めて確認されたのをはじめ、新型肺炎関連の報道が相次ぎ、経済や企業業績への警戒感から売りが優勢だった。日経平均は朝方に一時200円超安まで下落したが、売り一巡後は個人投資家など国内勢の押し目買いも入って下げ渋った。

 新型肺炎の感染拡大による企業業績への警戒感が再び強まっている。商品投資顧問(CTA)などトレンド追随型の海外ヘッジファンドが株価指数先物に売りを出した。現物株相場の下落に拍車がかかる場面があり、日経平均は前日比224円安の2万3603円まで下落した。もっとも、短期的な下値支持水準とされる25日移動平均を一時割り込んだことで、国内勢の押し目買いが入って下値を支えた。

 市場では「中長期志向の機関投資家を中心に新型肺炎の感染拡大による業績悪化への警戒が強くなり、様子見ムードが広がっていた」(マッコーリーキャピタル証券の増沢丈彦ヘッドオブセールストレーディング、日本人顧客担当)との声が聞かれた。

 JPX日経インデックス400は5日続落。終値は前日比93.06ポイント(0.61%)安の1万5271.66だった。東証株価指数(TOPIX)も5日続落し、10.21ポイント(0.60%)安の1702.87で終えた。

 東証1部の売買代金は概算で2兆4068億円。売買高は13億5175万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1394と、全体の64.5%を占めた。値上がりは674、変わらずは92銘柄だった。

 2019年10~12月期に11年ぶりの最終赤字に転落した日産自が急落した。ファストリやダイキン、ファナックなど値がさ株の一角の下げが目立った。大和ハウスや積ハウスが売られ、村田製やクボタ、マツダが下落した。半面、ユニチャームが昨年来高値を更新した。楽天やソフトバンクG、キリンHDの上げも目立った。大ガスや味の素も高かった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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