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アップルは1.8%程度の下げにとどまり、いったんは自律反発  2月19日08時48分

 19日の日本株市場は、前日の大幅な下げに対する自律反発が意識されるが、全体としては、こう着感の強い相場展開になりそうだ。祝日明けの米国市場は、NYダウが165ドル安だった。アップルが1-3月期の業績予想を達成できないとの見通しを表明したことが嫌気され他、長期金利の低下も嫌気され、銀行やテクノロジー株を中心に弱含みとなった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の23190円。円相場は1ドル109円80銭台で推移している。

 売上高予想を下方修正したアップルは、1.8%安程度の下げでとどまっており、昨日大きく下落していたテクノロジー株へは、いったんは自律反発が意識されやすいところであろう。コロナウイルス感染は急速に拡大し、中国全体に深刻な影響が広がっていることから鑑みれば、予想されていたこととみる向きもあるだろう。

 しかし、日経平均は23100円台まで下げており、先物主導で新たなショートポジションの積み上がりも観測されている。トレンドは急速に悪化傾向にある中で、ショートカバーに向かわせるほど楽観的な見方には向かいづらいところでもある。再び23000円を割り込んでくるようだと、来月のメジャーSQに向けた下へのバイアスが強まる可能性も意識されてきやすい水準となる。そのため、自律反発後は次第にこう着感が強まりやすく、戻り待ちの売りも意識されてくる。

 これまで相場をけん引してきたグロース株への利益確定の流れが強まってくるようだと、センチメントが悪化しやすく、内需系としても新型肺炎の影響を受け難い銘柄へ物色対象を探る流れとなろう。大きく急落する局面においては、押し目拾いのスタンスとはなろうが、目先的には利食いが出やすい需給状況である。新型肺炎の感染者のピークアウトを待つことになりそうだ。

 もっともグロース株は強いトレンドが継続していたこともあり、利食いが出てもおかしくない水準である。株価調整ほど需給面は悪化しづらいとみられる。先物市場の値動きを睨みながら、ショートカバーを誘う動きがみられるかを見極めたいところでもある。


<AK>

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