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21日の香港市場概況:ハンセン1.1%安で続落、金沙中国3.4%下落  2月21日18時20分

21日の香港市場は値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比300.35ポイント安(1.09%)の27308.81ポイントと続落し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が123.13ポイント(1.13%)安の10790.84ポイントと3日ぶりに反落した。売買代金は1002億5100万香港ドルとなっている(20日は1008億7900万香港ドル)。

昨夜の米株安を嫌気した売りが先行する流れ。新型コロナウイルス感染による肺炎患者の増加ペースが中国以外の国・地域で加速するなか、経済活動の下押し圧力が強まると懸念されている。中国景気の悪化も依然として警戒される状況。湖北省政府は20日、企業の特別休業措置を3月10日まで再延長(3度目)すると発表した。それ以外の地域では工場再開が進んでいるものの、移動制限などが設けられているだけに、完全回復には時間を要するとみられている。

ハンセン指数の構成銘柄では、マカオ・カジノの金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が3.4%安、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテイメント:27/HK)が2.4%安、中国政府系インベストメント会社の中国中信(CITICリミテッド:267/HK)が2.5%安と下げが目立った。マカオのカジノは20日、29カ所で営業が再開されたものの、稼働テーブルは全体の3割に満たない——などと伝えられている。

セクター別では、レジャー関連が安い。上記したカジノ銘柄のほか、映画館運営のアイマックス・チャイナHD(1970/HK)が5.8%、ホテル大手チェーンの上海錦江国際酒店集団(2006/HK)が2.7%、旅行予約サイトの同程芸龍HD(780/HK)が2.5%ずつ下落した。

中国不動産セクターもさえない。融創中国HD(1918/HK)が3.0%安、中国海外発展(688/HK)が2.3%安、首創置業(2868/HK)が2.2%安、万科企業(2202/HK)が1.6%安、広州富力地産(2777/HK)が1.4%安と値を下げた。

半面、乗用車やトラック、エンジン製造など中国自動車セクターはしっかり。広州汽車集団(2238/HK)と華晨中国汽車HD(1114/HK)がそろって1.8%高、東風汽車集団(489/HK)が1.5%高、中国重汽(サイノトラック:3808/HK)が1.3%高、イ柴動力(ウェイチャイ・パワー:2338/HK)が2.4%高で引けた。産業支援策の導入に対する期待感が先行している。

一方、本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.31%高の3039.67ポイントで取引を終えた。自動車株が高い。ハイテク株、メディア関連株、インフラ関連株、医薬品株、公益株なども買われた。半面、空運株は安い。食品飲料株、不動産株、銀行・保険株、エネルギー株も売られた。

【亜州IR】



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