株式・投資信託・ETF・退職・年金 投資に役立つ「ケイゾンマネー」

首都機能停止といった警戒感からAIアルゴリズムの売り警戒  3月26日08時38分

 26日の日本株市場は、直近の急伸に対する反動が意識される中、こう着感の強い相場展開になりそうだ。25日の米国市場は、NYダウが495ドル高と上昇する一方で、ナスダックは33ポイント安となるなど、まちまちの展開だった。2兆ドル規模の経済救済策で合意に達したことが評価されたが、どの程度速やかに救済資金が消費者や企業に供給されるかなどに不透明感もあり、戻り売りに押される局面もみられている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比290円安の18950円。円相場は1ドル111円20銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り優勢の相場展開になりそうだ。もっとも、日経平均は連日で4ケタの上昇をみせており、節目の19000円を回復したこともあり、いったんは自律反発における一巡感も意識されやすいところであろう。そのため、19000円を挟んでのこう着になりそうだが、まずは底堅さが見られてくるかが注目されそうだ。

 東京都の小池知事は、「感染爆発の重大局面だ」と述べ、今週末は不要不急の外出を控えるほか、平日はできるだけ自宅で仕事を行って特に夜間の外出は控えることなどを呼び掛けている。首都機能停止といった警戒感からAIアルゴリズムの売りなども警戒されるところであり、底堅さを見極めることが重要となる。

 また、自律反発の域は脱していないとはいえ、アンワインドの流れから売り込まれていた銘柄の出直りもみられてきた。日経平均の強いリバウンドを受けて、マザーズなど中小型株の強いリバウンドもみられてきており、個人投資家のセンチメント改善につながるかが意識されるところでもある。

 本日はIPOが2社あり、サイバーセキュリティクラウド<4493>、アディッシュ<7093>
が上場する。パニック的な状態からIPOは軒並み公募価格割れが続いているが、両社ともテーマ性等をみても人気化しやすい銘柄であり、センチメントをはかるうえでも、両社の動向が注目されることになりそうだ。


<AK>

 Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.

特集

「証券アナリストの調査手法とこだわり」(全6回)

「証券アナリストの調査手法とこだわり」

証券アナリストの行動パターンをご紹介!個人投資家のリスク回避術を学ぼう。

特集を読む »

おもしろ企業探検隊

おもしろ企業探検隊

平林亮子&内田まさみの「そうだ!社長に会いに行こう」ナブテスコ株式会社

特集を読む »