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ショートカバーによる需給が押し上げる可能性  5月21日08時53分

 21日の日本株市場は、緩やかながらもリバウンド基調をみせてきそうだ。20日の米国市場は、NYダウが369ドル高だった。全米50州で一部経済活動について規制の緩和や再開が発表されたほか、4月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、連銀が追加緩和に前向きである方針が確認され、引けにかけて堅調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比175円高の20725円。円相場は1ドル107円50銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行での展開になろう。昨日の日経平均は後場開始後に20684.46円まで上げ幅を広げていたが、大引けにかけてはやや上げ幅を縮める展開だった、前日の高値水準を突破してきており、ショートカバーを誘う流れが意識されそうである。原油相場のリバウンド基調もCTAなどの買いを誘う格好にもなりやすいだろう。

 また、テクニカル面では日経平均は75日線を突破し、一目均衡表では雲を上放れてきている。TOPIXについても75日線を捉えてきており、シグナルが好転してきている。
VIX指数は再び30を下回ってきており、5月半ばの直近安値水準に接近してきている。
経済活動再開に向けた流れが、金融市場への安定化の流れにつながっており、売り方の買い戻しの流れが一段と強まる可能性が期待される。

 金融市場の安定化により、資源株など低迷しているセクターや銘柄へは、ショートカバーによる需給が押し上げる可能性がある。また、昨日900Ptを回復したマザーズ指数だが、達成感が意識される一方で、本日も強い基調ともなれば、より買い安心感につながることになり、個人主体の資金が集中しやすいだろう。中国全人代の行方を見極めたいとのムードもあり、主力処は手掛けづらさもあろうが、中小型株については勢いがつきやすいだろう。


<AK>

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