株式・投資信託・ETF・退職・年金 投資に役立つ「ケイゾンマネー」

初心者でも利益を狙いやすい「IPO投資」
松井証券なら資金0円で抽選に参加可能

金融最前線

 

相対的に高い確率で短期収益が期待できるとして人気のIPO(新規公開株式)投資。大手ネット専業証券の松井証券では、IPO投資サービスの拡充に注力している。同社ならではの特徴や活用法などについて、松井証券営業推進部の佐々木課長に聞いた。

初値で売却すれば収益を得られる場合が多い

まずはIPO投資について整理してみよう。

「IPO(新規公開株式)」とは、これまで上場していなかった企業が東京証券取引所などに上場することをいう。IPOの際には、「公募価格」という値段で株式を購入できる権利を、抽選で得ることができる。

松井証券株式会社 営業推進部 課長 佐々木健吾 氏
松井証券株式会社 営業推進部
課長 佐々木健吾 氏

IPO投資の最大の魅力は、多くの銘柄において初値(取引所で初めて取引された株価)の方が公募価格より高いという過去の実績にある。つまり、抽選に当選してIPO株式を購入、初値で売却することができれば、相対的に高い確率で収益が期待できるということだ。

たとえば2018年では、全IPO銘柄90銘柄中、79銘柄が公募価格を上回る初値を付けた。あくまで過去の実績ではあるが、約88%という確率である。

「公募価格で購入してすぐに売却すれば利益を得られる確率が高いと考えられることから、多くのお客さまから注目されています。松井証券は2019年に17銘柄を取り扱いましたが、今後もIPO投資サービスに注力していく予定です」。 ※2019年11月末時点

佐々木氏はこのように語っている。


松井証券ならではの3つのメリットとは

すべてのIPO銘柄が、どの証券会社でも購入できるわけではない。購入できる証券会社は銘柄ごとに割り当てられている。松井証券も同様である。購入できるIPO銘柄が限られているなかで、同社でIPO投資をおこなうメリットはどこにあるのだろうか。

佐々木氏は大きく3つのメリットを挙げている。1つめは「抽選時には購入代金が不要なこと」。松井証券の口座に資金がまったくなくても、IPOの抽選に参加できるのだ。「この点をご存知の方は少ないかもしれませんが、当選したら当該IPO銘柄の購入期限までに代金を用意すれば大丈夫です。入金期限は銘柄によって違ってきますが、たとえばランサーズ(2019年12月16日上場)では12月6日に抽選をおこない、当選したお客様の入金期間は12月10日~12日になっています」(佐々木氏)。

2つめが「松井証券へ配分されるIPO銘柄株数の70%以上は平等に抽選されること」。70%以上の部分においては、機械的かつ平等に抽選をおこなう。松井証券口座への預かり金額や申し込み株数などは抽選結果に影響を与えないのだ。

3つめが「購入時の手数料が無料であること」である。松井証券の現物取引の手数料は1日の約定代金によって決められているが、IPO銘柄の場合は違う。約定代金に関わらず手数料は無料になっている。


NISAの損益通算できないデメリットが縮小

実のところ、口座に資金がなくても抽選に参加できる証券会社は、松井証券のほか数社しかない。そのなかでも、取り扱い銘柄数が少なかったり平等抽選の口数割合が低かったりする証券会社もあるので、サービスの実績・詳細はよく確認したい。

上記3つのほかにもう1つ、ぜひ覚えておきたいポイントがある。NISA(少額投資非課税制度)口座でIPO投資をすれば、購入・売却手数料や利益にかかる税金も0円になるのだ。この仕組みは証券会社によって違うので注意が必要だが、松井証券なら可能だ。

NISAは一般口座や特定口座と損益通算できないデメリットがある。高い確率で収益が期待できるIPO投資をNISAでおこなえば、そのデメリットが相対的に小さくなる。値上がり益が期待できるIPO投資だからこそ、NISAの優遇税制を有効活用したいところ。松井証券では、NISA口座での購入・売却手数料は約定代金に関わらず0円。投資コストも税金もなしで、利益を狙うことができるわけである。

松井証券で現在取り扱っているIPO銘柄はこちら


購入辞退もペナルティなし。まずは抽選に参加を

佐々木氏はIPO投資のコツとして、「何はなくともまずは申し込むこと」と明言している。

「誰でも簡単に参加できて利益を得ることができる可能性が高いIPO投資ですが、そのぶん競争率は高く、抽選に外れることも多いでしょう。しかし、抽選には無料で参加できますし、弊社は、口座さえつくってしまえば事前に購入代金を振り込まなくても抽選に参加することができる数少ない証券会社です。当選した後の購入辞退や数量変更も可能で、これに関するペナルティもありません」。

「つまり、抽選に外れたとしてもお客さまが損失を被ることはないわけです。"当たったらラッキー"というくらいの気持ちで、とにかく抽選に参加し続けることがIPO投資を成功させるコツの1つだと思います」。

松井証券の調べによると、2019年に新規上場した銘柄数は64で(2019年11月21日現在)、1単元あたりの最小購入金額は51,000円~520,000円。平均すると20万円程度だった。最近のIPO投資では初値が公募価格の10倍をつけるような銘柄は珍しいが、10~20%の収益は十分に期待できる。比較的少額から投資できることから、IPO投資を目的に初めて証券口座を開ける人も珍しくないというのもうなずける。

IPO投資に関しては、老後準備に向けた資産形成の資金で投資するのは勧めない。思い入れのあるIPO銘柄を初値で売らずに持ち続けるような考え方もあるものの、よく知らない銘柄なら特に危険だ。あくまで短期の収益を狙う投資として活用したい。


関連サイト
松井証券 IPOの詳細はこちら


掲載日:2019年12月9日



   
    

特集

「証券アナリストの調査手法とこだわり」(全6回)

「証券アナリストの調査手法とこだわり」

証券アナリストの行動パターンをご紹介!個人投資家のリスク回避術を学ぼう。

特集を読む »

おもしろ企業探検隊

おもしろ企業探検隊

平林亮子&内田まさみの「そうだ!社長に会いに行こう」ナブテスコ株式会社

特集を読む »